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父の決意~闘病への第1歩 [他]

今後の治療について悩んでいた父。
最初は、抗がん剤の治療がただただ怖かった。
健康な細胞にもダメージがあるってどういうことだろう・・・。
いろんなことを考えただろう。

先日、実家に行った時に父の現状をもう一度説明した。
そこで、父の意見を聞いたところ
「抗がん剤やるならやるで構わない。
が、今このまま先生の言うままに治療するのはどうしても納得がいかない。
そこに、自分の主体性が無いのは嫌だ。
やるなら自分で覚悟をして、自分で選択して治療を受けたい。
転移するなら、してもいい。」

と、ちょっと意外な意見だった。
先日までは怯えがあったのに。
何か吹っ切れたようだ。

で、具体的には1ヶ月期間をもらい、それまでに自分の生活リズムをたて直し、食事を見直し、できることをやる!
とのこと。

なんて前向きになったのだろう。

そういうことなら、それも立派な闘病だと思うので、何も言うことはない。応援する!といった。

また、自分の父(私の祖父)がなくなる前は、胃がんでありながら抗がん剤もせず入院もせず、とても元気に暮らし好きな事をして亡くなっていったので自分もそうしたい。
抗がん剤をやって、体も弱って、何がなんだかわからなくなって死ぬのは嫌だ!
どうせ死ぬなら、臨終の時の体力を蓄えて元気のままで死にたい!
とのこと。

大げさかもしれないけど、癌になったら少なからず臨終を考えると思う。

私には、昨年喉頭癌で無くなった叔父(父の弟)の最後の姿が思い出された。

2月に発覚して、手術ができず、4月から闘病を初め、11月にはなくなった。
あっという間だった。

最後に面会したときは、ふっくりしていた叔父が、骨と皮になり、意識も混濁し、声もでない状態だった。

自分の弟なだけに、その姿は衝撃だったろう・・・。


もちろん、抗がん剤だけが原因でそうなった訳ではないのは、解る。

が、やはり、その強烈なイメージを払拭するには、それなりの覚悟がいるだろう。

次の外来で、主治医にその旨を伝えて相談するとのこと。

ま、結果は1ヶ月ではなく2週間の保留期間ということになったが、それでもこれが、父の本当の闘病への初めの一歩だと思う。

引き続き、応援&サポートしたいと思います。

 


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