年頭なんで [ひとりごと]
父は、仕事再会の手続きなど始まりました。
会社の健康診断が通らないとダメなので、そこが一番の難関です。
今日は、思うことを書きます。
大好きな池波正太郎が良く文中にだす言葉に、
人は生まれた瞬間から、死にむかって歩き始める
というのがあります。
全くその通り。
当たり前すぎるけど、改めて言葉にすると、ドスンときます。
でも、やっぱり受け止めてみれば、人は死亡率100%なわけで。
癌だろうが、他の病気だろうが、健康だろうが、死亡率は100%。
かわらないんですよね。
当たり前だけど。
私も、今も死にむかって歩いてます。
去年、父の肺がんが発覚した時は、病気の事を考えると手足がいつも冷えて、がんという字を見ることができませんでした。軽くパニックになってたと思います。
PCで調べられる様になるまでに、相当時間が要りました。
それから、今までに、理解したり、話を聞いたりしたことは、医学上の癌知識からは、氷山の一角にも、入口にも満たないもんだと思います。
でも、お陰で冷静になれました。
なので、今年は一々右往左往しないで、いられたら良いと思います。
以上、独り言でした。
手術前日~私のジレンマ [ひとりごと]
緊張感も高まり、色々な思いがあります。
主に。
主治医と、両親と、私との温度差。
術後の療法について。
この先、目安として5年。
再発という文字を見ずに済む様、本当の闘病が始まる気がします。
昨日入院した父。
1日の本日、家族へ手術の詳細や、術後の注意など改めて説明をするとのことでした。
もちろん、私も参加する予定でした。
が、昨日、先生の手が急に空いたので、急遽昨日中に行うと。
変更ってなによ。
会社があることを考慮してか、私は知らされず、またもや父と母のみ参加。
でもって、またもや、後々、結果のみの話にイライラ。
ついでにいえば、手術も、午後だったのが朝一に変更。
説明では、術後は錠剤による抗がん剤服用とのこと。
今のんでる健康食品は、何がおこるかわからないからやめときましょう。と。
全ての医者を敵に回しても、ありえない!!という私の気持ち。
多分、母が「娘がのめ!とうるさくて・・・。なんだかよくわかんないんですけど、飲まされてるんですが、コレは辞めた方がいいですよね!」
てなのりで言ってるのだと思います。
別に、この健康食品効いた!と証明したい訳ではないし、やっぱり自然の力で治癒するのが一番!とここで言いたいわけではないです。
でも、絶対に悪い効果はないのはわかるだろうに・・・。食品ですよ。麦ですよ。卵ですよ。
せめて、もうちょっと考えてから言ってもらいたいものです。
とりあえず、術後、ちょっと落ち着いてからでも、私の口から先生に相談させていただこうと思います。
わかりますよ。
健康食品に傾向するのが危険だということは。
ただ、傾向ではない!
化学療法のあくまでも補助の、代替療法!食事療法!!免疫療法!!!
です!!
病気に対して、前向きに取り組む姿勢は買っていただきたいところ。
それから。
1点、友人が心配してくれて、お医者さんである旦那さんに色々聞いてくれました。
アドバイスを頂いたこと。
癌は、経過をみることも大切で、腫瘍の大きさが2倍になる速度なんかも大切なデータ。
その先生は、昨年の検診のレントゲンと、今年の検診のレントゲンもみているのか?と。
また、父自身にもみせて、説明したか?と。
父に確認したら、見せてもらったとの事。
母が、昨日先生に確認したら、先生自身、そんなのは見てないと。
父がみたと言ったのは、検診のセンターの先生に見せてもらっていただけのこと。
この病院での話しでは無かった。
でもってその資料自体も受け取ってはいない。
そんなのあり?
でもって、ステージ。
一応ステージなるものも説明があったそうで。
現時点でⅠb。
手術して、リンパへの転移があればⅢb。
なに、その2段階アップは。
と。
こんな感じの説明を母からされて、余計不安がつのります。
百聞は一見にしかず。
私が奮闘したところでどうにかなるわけではないのは解るけど。
このもどかしさを、せめてここに書いてすっきりさせたい。
ふぅー。
とりとめないついでに、もう少し書くと。
現時点で聞きたいことは少しあります。
術後の抗がん剤は何を予定しているのか?ということ。
また、切除したがん細胞から、何か検査をする予定はあるのか?
普通は、ないんでしょうけど。
個人的にはp53のステータスが気になります。あくまで個人的にはです。
術後は、父の癌の性質なども伺いたいところです。
やはり、1年前のレントゲンについて。
1年前になかった(レントゲンで確認できない大きさの)腫瘍が、1年後の検診で約4cmで見つかった。
速度としては早い方なのでは?
また、3月の検診時から、先日のレントゲンまで4ヶ月ほど。
大きさに変化はないようだ。
これをどうみるか?
また、再発するとしたら、進行が早いタイプの癌であれば、再発するタイミングも早いのだろうか?
術後まで、色々整理しておきたいと思います。
そして、できれば、セカンドオピニオン。
ガンセンターで、したいと思っています。
母は、古いタイプの人間なので、そんなことをしたら先生の機嫌が・・・。と、何もしてくれるな!という意見です。
嫌がることをして母の不安が増したり、ストレスになっても困るので、なんとかいい折り合いがつけばいいなぁと思っています。
ま、とにかく術後の結果次第ですね。
あーちょっとすっきりした。
長くなりましたが、もう一言。
今日はお見舞いいってきました。
弟も来て、家族全員集合。
帰り際に、ちょっと涙目になってありがとうと言った父。
さすがに、だいぶ気弱になっているみたいです。
頑張れ!!
後日談~悪い方への想像 [ひとりごと]
現時点では転移が無かったという結果がでてますが、出る前に書いた記事です。
なんとなく、アップしたら本当になりそうで、できませんでした。
とうか、そんな下書きのままの記事が実は結構あります。
これは、こんなこと思ってましたってことで、アップしてみます。
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想像というか、色々調べていく中での感触ですが。
やはり、肺癌は難しい病気ですね。
ちょっと思うのは、父に4センチの腫瘍が見つかるまで、どれくらい前から癌はあったのだろう?ってこと。
これが解ったからといって、私に何がわかるわけではないけど。
でも、ちょっと気になる。
で、読みかじった程度の知識なので、父にあてはめていいのかどうかはわかりませんが、肺癌の場合の細胞分裂速度として、腫瘍は3ヶ月で倍の大きさになる・・・。とのこと。もちろん、個人差はとってもありますが。
細胞の数によって、分裂速度はかなり違うらしいけど、とりあえず単純計算でやってみると・・・。
5月末で4cmだったから、3月の検診時には2~2.5㎝くらいと思っていていいのかしら。
さらにしつこく遡ると1月頭くらいでは1㎝ちょい、10月頭で0.5㎝、7月で0.25cm、でもって昨年3月の検診では1.25mm。
潜伏期間とか、どれくらいから癌てものになってるのかとかはしらないけれど、少なくとも1年前は既にそうだったのかな。
更に更にしつこくある程度適当に計算すると、その1年前だって、0.1mmだよ。細胞レベルの0.1mmって、バカにできないような・・・。
少なくとも、ここ数ヶ月で癌になったとは考えにくい。
そうなると・・・。
結構いろんな方の闘病ブログ読ませていただいてるけど、厳しいですね。
ほんと、転移&再発天国な病気なのね。
転移がないなんてありえない!と思えている今日この頃。
まあ、今の気持ちは、悪い方を想定しておきましょう。
悲観的になるということではなく、早めに出来る限りいいと思われる情報を得られるように。
先手先手で。