近況報告~父ケガをする [病気]
すっかりご無沙汰しているブログです。
おかげさまで、先日、誕生日も迎え67歳になりましたし、術後2年も迎えようとしています。
(無事でかどうかはわかりませんが・・・)
で、5月に検診があるはずだったので、その結果をアップしようと思っていましたが、例によって父が忘れてしまいまして・・・。
(確信犯だろうと思っていますが)
検査の予約を入れなおそうとしていた矢先にケガをしてしまいました。
たいしたことは無いといえばないのですが、指先をチェーンソーでちょこっと切ってしまいまして。
5mm程度の傷ですが、骨まで切っているので、結構大変。
頻繁に通院しています。
ついでに言えば、なかなか骨がつかず、着かなければ指先を切断!!と脅されていたため、父もおびえているようで。
なので、目下、癌の再発などどうでもいいらしい(笑)。
指切断の方が怖いみたい。
で、大事にしていた甲斐もあり、先日やっと骨がつき始めたそうで、切断は免れたとのこと。
とりあえず、父も家族もほっとしています。
でもって、治ったら、病院に行く約束をしたので、治ったら行ってくれると思うのですが。
結局行かないような気もしなくもない・・・。
次は検査の結果をアップできるといいのですが。
腹痛で入院 [病気]
膵炎から回復して、元気になったと思ったのもつかの間。
腹痛がつづいて食事が取れなくなってきたそうで、病院へいったそうで。
腸の動きがすごく弱く、尿中アミラーゼが、上限の2倍だか3倍だかになっていたそう。
本人入院したくは無くて、一度帰ってきたが、自宅で食事療法はまず不可能。
もうすぐ、復職を控えているので、きちんと治すべく、再度入院になりました。
3日間絶食し、アミラーゼの数値が下がったので、今日お粥がでたよ。とメールがきました。
場合によっては、MRIをとるそうです。
この際、徹底的に見てもらったらいいなと思っています。
因みに、本人はとても元気なようです。
父 夜間救急 [病気]
抗がん剤2クール目の退院後、あまり調子がよくなさそうだった父。
見た目にもドンドンやせていく。
週末に実家に行くと、ほとんど寝てばかり。
食事も一日に、1口2口しかとっていない。
息がきれるので、大河と遊んでいても、ほんの数分しか持たない。
先日実家に行くと、ぜんぜんよくなっている気配はない。
本人曰く、息ぐるしく、食欲がない。
特に、手術した左側を下にしてねるととても苦しいそうだ。
苦しくて、声もだせなくなる(くぐもる)感じ。
1週間ほど前から、寝ていると背中と腰に痛みがある。
見ていても、ほんとにやせて、たぶん、体重も50キロないのではないか。
退院時は57キロだった。
副作用の間質性肺炎などが怖かったので、受診を勧めていたが、電車とバスで1時間かかる病院へ行く体力がないのも手伝っていこうとしない。
で、日曜日。
この日は私も実家にいて、後で旦那が車で迎えに来てもらうことになっていた。
ついで?だから、車で病院つれていこうか?と母に相談。
そうだね、ってなことで、家にいても改善する様子もないし、病院に電話してみる。
快く、来てくださってかまわないとのこと。
父を説得して旦那に車を出してもらい、救急受付の方へ連れて行く。
どの道一人で、受診させるのは不安だったのだ。
やはり、あまり的を得ないことをいうので・・・。
案の定、受付で「どうしました?」と聞かれるのへ、待ってましたとばかりに
「え~7月に肺がんで手術をうけまして、その後、抗がん剤の治療を・・・~~~ところが~~~でもって・・・」
となり、受付の方がイライラしだしたので、私が口を挟む。
受診時にも、似たような感じで、極力わき道にそれないように話を止めたり、口を挟んで補足したりしたけれども、
「いやぁ、あとは、家の近所の、ヨーカドーの店頭で、アスパラ何とかの安売りやっててですね。
10本500円もしなかったんですよね。それでそれを買いまして、その日は2本、次の日は3本、昨日は4本ものんでね。
で、よく見たら、小さい字で1日1本てかいてるんですよ!それがよくなかったかな~なんてね。」
てな調子で、べらべら喋っている。
とても、息苦しそうには見えないだろう・・・。
その後、肺と腰のレントゲンと、血液検査をする。
混んでたのもあり、そこから2時間以上の待ち。
晩御飯も食べてないので、大河もご機嫌悪い。
余りにも遅いので、看護婦さんに聞いてみる。
すると、
まだ、患者さん点滴してますから、って、あれ?してないですね。
ちょっと待ってください!確認します!
本当は、その間に点滴をする予定だったらしい。
結局、その直後、診察室に呼ばれた。
入ると、ハーフのような容貌で、若いが、ものすごいえらそうな態度のお医者さんが、ガムをかみながら、どうです?って。
再度、色々確認。
本当に息苦しいか?
今一番つらいのは、なんだ?
見てると、ぜんぜん息苦しそうじゃないし、顔色もいいし、元気ですよねぇ?
ほんとに息苦しいですか?
って、すごく失礼。
問題がなくて、救急病院で3時間半も待つ患者がどこにいる!!
レントゲンでは、肺に息苦しくなるような異常は認められず、腰もレントゲンからは何もわからない。
指につけて、酸素飽和度?を計るやつも、98%で、問題はない。
でもって、血液検査の結果では、アミラーゼという値が、上限110くらいなのが、350ほどに上昇。
これは、膵炎をおこしているか、起こしかけているのでは?とのこと。
聞いてわたしは、一瞬唖然。
次の瞬間、大納得。
父は、膵炎で、過去2回だか3回、派手に入院しているんですよね。
お酒が原因です。
そう。
食事はとれないのに、お酒は飲んでいたっけ。
控えるように常々言ってはいたが、最近特にちょっと多いなと思っていたんだった。
そういえば、前も膵炎になる前は、食欲なかったよなぁ。
父も、やべ!って感じ。
お酒どのくらい飲むの?
「すごーーーーーく薄めてますが、えーと焼酎なんですが。
・・・。
・・・・・・2合くらい。」
それは、少量のお酒とは言いません!
うーん、よくない、凄くよくないですよぉ~。
それですね。
食事もとらずに、お酒。
過去に3度も?!!
う~ん。
それですねぇ。
とてもよくないことですぅ。
で、結果。
このやたら、芝居がかった喋り方と、慇懃無礼な医者も嫌だったけど、
「入院する?」
との問いに、肺がんのからみや、副作用からくるものかと思い、こちらに来たが、膵炎であればいつもいってる家の近所でかかりたい。
とここでの入院は断った。
通院するにしても、肺がんと膵炎、両方遠方の病院では父もつらかろうし、お見舞いに来る母も大変だ。
先生も、「いいですよ~。」といいながらも、目は、そうしろそうしろ!といっていた。
でもって、腰や背中の痛みは、肺がんから(の転移で)くることもあるので、次の診察時にはCTとかやってもらった方がいいとのこと。
で、結局17時半にきて、21時過ぎまでかかり、点滴もうけず、ぐったりして帰ってきた。
特に、大河も連れて行くしかなくて連れて行ったのだが、よくがんばって待ってくれた。
ご機嫌斜めの大河を見ててくれた旦那にも感謝。
とりあえず、間質性肺炎などではなくてよかった。
でもって、原因がわかってよかった。
でも、意思が弱い父。精神的にもあまり強くない父。
肺がんにかかったことや、手術や、抗がん剤で毛がなくなったことなど、色々不安や、悲しみや、ストレスがたまってお酒に走ってしまうですね。
とても、悪循環なことだけど。
目の前で父の様子をみてきて、ほんの少しだが、患者の苦しみがわかったような気がした。
しかし、今回の医者と父はなかなかいい勝負でした。
骨シンチ&MRIの結果速報 [病気]
私は数値はみてないので、詳しくは書けませんが、異常は認められず、予定通り手術できることになりました。
ほんとに良かった。
ほっとしましたよ。
あと、鼻炎がみつかりました。
ほんとに鼻炎?
なんて、最近すぐ疑っちゃうようになってしまいましたが(^_^;)、ま、次は手術と術後の心配をすることにします。
ご心配下さってる皆様、ひとまずご報告でした!
結果とその後の予定 [病気]
先日、結果がでました。
私は結果を聞きに行かなかったので、詳細はきいてませんが父は肺がんで
非小細胞癌の「扁平上皮癌」というものでした。
ステージはこちらの病院では癌はすべてⅤとしているそうで(一般的にはⅠ~Ⅳ)、進行具合がどうかはわかりませんでした。
が、この非小細胞癌はステージⅢまでは、一般的には手術による治療ができるそうです。
父は、今のところ、手術を受けられそうで、7月2日を予定しています。
なので、一応ステージⅢ以内なのかなとは思っています。
でも、それまでに、骨と心臓、全身に転移をしていないかどうか検査をします。
また、その検査結果にもよっても変わってくるかもしれませんね。
その後は、手術の時の様子により、その後の治療方針がきめるとのこと。
場合により、抗がん剤の治療を半年やるそうです。
まだ、今いち不明なことも多いですが、それは検査が全部終わってないからですかね。
でも、とりあえず、いきなり余命宣告のようなことにはならなかったのと、どうなるかがある程度はっきりしてきたので、ちょっとほっとしています。
家族の動揺~戦いの初めの一歩 [病気]
検査の結果の前日。
家族の緊張もピークへ。
本人はともかく、特に母。
こういう時に一緒に住んでいないのは、もどかしい。
私とそんな母は、この夜電話で激しく衝突。
内容は、こんな。
母は今は余計なことは考えられない。
したがって、これ以上健康食品は与えないでくれ。
・費用がかかる。
・私が払っているのが余計きにかかる。
・父がその食品に頼りきり、一切努力をしていない。
冷静に考えれば、今健康食品を辞めることは、たかだか半月しか試していない分まで効果台無しになるのはわかるだろうに・・・。
それに、その健康食品がなくたって、もともと努力できない人なんだから、するとは思えない。
母がいっぱいいっぱいなのはわかるが、一生懸命しらべ、自分なりではあるが、今自分にできるベストな手段をプレゼントしたのに、そんないいかたされていい気分な訳が無い。
あー腹が立つ。
父だって、癌という事実をまだ受け止め切れてないのに、自分の退職で不安定で、大好きなお酒ものめず、タバコもすえず。
そりゃ、反抗的にだってなるでしょうよ。
腹も立とうが、優しく多めに見てやったっていいじゃないか。
でも、それが簡単にできないのが、夫婦なんでしょうね。
口だすつもりはないが、とばっちりでせっかくの先手がムダになったらアホらしい。
と、過ぎてしまえば、くだらない喧嘩なのだが、この前夜は私も余裕がなく、腹が立って仕方がなかった。
足元に抱っこしろ~とじゃれ付いてくる無邪気な2歳の息子にまで「うるさいな~~!お風呂はいんなさいよ!!」と八つ当たり。
旦那が気を使って、息子の相手をしてくれたが、全然誰にも優しくできない日だった。
しかし、これが癌と闘うということの、最初の一歩なんですかね。
こういう、死というものを非常に現実的に突きつけられることの精神的ダメージ。
喧嘩してる場合じゃなく、なんとか家族協力していくスタンスを取れるようにしたいと思います。
そして、とにかく、もうすぐ結果がでます。
この緊張と不安から、一旦のがれたいものです。
先手 [病気]
まだ、病気に対する知識はないものの。
5月27日に癌の疑いがかなり濃厚との結果をうけて、一つ先手を打ちました。
功を奏するかどうかは、未曾有。
でも、悪いこたぁない。
The 健康食品。
SOD様作用食品と近いもの。
実はこれ、タケちゃん(猫)の病院の先生(当然動物病院)に相談して、購入しました。
うまくいけば
・53遺伝子が正常になる→53遺伝子が正常じゃないがん細胞はずたずたに
あとは、
・体力がつく、消耗が少ない
・傷の癒えが早い
・他の疾患にもいい効果がある
・免疫力もあがる
という効果が期待されるものです。
手術がうけられるのならば、手術に対しての体力、そして、術後の回復を助けてくれるでしょう。
ただ、抗がん剤などの化学療法がはじまると、効き目がかなり薄くなってしまうそうで。
まだ、何も治療が始まっていない今が、このアイテムの効果をだすにはうってつけの期間。
先生が、1日でも早くもっていけ!!と、いってくれたので、ほんとは翌日にと思ってたけど、CTの検査がでた日の夕方、その足で買いに行って、旦那が帰ってくると車で実家まで行ってもらって届けてきました。
もう少し、このアイテムについて書くと、ことの始まりは飼ってる猫のタケちゃん。
こちらは、もう1つのブログで散々書いているので、詳しくは書きませんが、白血病の猫ちゃんなんですね。
昨年9月に発症し、当時復活はしないだろうといわれた重度の貧血が、この先生にあって、この食事を接種していたところ、あっという間に復活しました。
さらに、上の食品を食べ続け、今も時折貧血をおこしますが、元気にしています。
おまけに、タケの場合、医学ではまだ証明できないケースだけど、5月に検査したら白血病ウィルスが陰転したんです。
もちろん、陰転したことは、他の要素もたくさんあるので、この食品で!ということはいえません。
で、この食品。
人間用にもありまして。というか、そもそも人間用。
たまたま、うちの猫ちゃんに効いてくれたわけで。
先生が関わった人だけでも、末期の肝臓癌の方が最短で、2ヶ月半で腫瘍がきえたそう。
そのほか、子宮筋腫、末期の胃がん、脳腫瘍などの方にも顕著な効果があり、それぞれ、完治、延命(10年とか)されたそう。
ただ、肺ガンは進行が早いので、どうかな~ってとこ。
末期の肺ガンには、効果出なかったよっていってました。
ま、そりゃいいとして。
タケと、旦那と私で、地を這うような闘病をして見つけたアイテムです。
とにかく、悪いこたぁない。
この健康食品。
ものすごく高いです。
しかも、今は大量に接種するので、普通は1箱で1ヶ月なんだけど、5箱使います。
金額。
1月で9万!!!
でも!!!
ここまで何も親孝行してこなかった私。
もしかしたら、親孝行の最後のチャンスかもしれない。
今しなかったらもう出来ないかもしれない!!
お金は全然ないけれど。
なんとかなるうちは、かなりの無理をしても、なんとかしたいと思います。
という訳で、この「先手」は、私の祈りを込めた、渾身の一手。
これで治そうとは思っていないけど。
どうか、この後いい布陣がひけますよう・・・。
現実的な女ども [病気]
いつだって現実的なのは女ども。
母は早くも、父が加入している生命保険の確認。
大病を数々している父は、実は、ほとんど保険に入れていない。
唯一入っていたのが、ガンの保険!
母は事の深刻さをわかっていないというのもあるが、ガンであることを願っているくらい。
いよいよ、癌だろうとなると、癌だけは保険がおりる♪と、小躍り。
この保険、6月27日が父の65歳の誕生日なのだが、誕生日をすぎてしまうと、もらえる金額が半額になってしまう。
このペースでいくと、誕生日までにはちゃんと診断されそうだ。
なので、間に合え~~間に合え~~~!!てな感じ。
だって、お金がなくちゃ、何にもできないもんね。重要なことです。
でもって、父以外の家族の一番の心配であった、アル中父による事故。おそらく火災。
流石に、きつい禁煙命令とお酒を控えることを言い渡されたため、これらが防げそう!!
これで、父が退職しても、家が燃える心配はかなり軽減された。
母も私もどんなに気が楽か。
本当に!!
病院への不安 [病気]
気がかりはたくさんあるが、まず、はこれ。
入院はいまのところしないため、検査にいちいち時間がかかる。
1個検査して、数週間まって、結果をきいて、それから次の検査日を決める。
こないだ5月27日にCTの検査と、前回の検査結果を聞く。
次の検査は6月6日。
その結果は6月12日。
影があるといわれてから、1ヵ月半がたつ。
もっといえば、3月の検診ですでにあった腫瘍ちゃん。
そっから手付かずで3ヶ月たってる訳で・・・。
この3ヶ月って結構命取りじゃないの?
まあ、仕方ないのでしょうけど・・・。
もどかしいったら。
せめて、それだけまだ安心していられる状態なんだと思いたい。
それから。
医者も人間ですから、いろんな方がいらっしゃると思います。
いい人も悪い人も。
と、回りくどい言い方はやめまして。
私は、この病院が、正直に患者にとってベストな治療を勧めてくれるところかどうかが、すごく気がかりです。
癌の名医を探そう!とか、そういうことは一切興味がありません。
担当してくださるお医者さんに、全てをまかせればいいはず。
と、まだ少し回りくどいかな。
「ある先生」から、こんな話をききました。
とある癌の名医と言われる方がいる病院でのこと。
その先生の知人の父親が大腸がんと診断されました。
手術成功。
が、その「ある先生」は、その知人から症状をきくや、それはただの糞詰まりだろう、と。
現在、入院しているが、抗がん剤等の治療はしてないとのこと。
「ある先生」は、
親父さんは、そのうち癌として殺されるよ。
転院したほうがいいよ。
と、勧めたそう。
知人は迷った挙句、逃げるように父を退院させ、遠く離れた病院で再度見てもらったそう。
結果は、糞詰まり。
癌などどこにもない。
そんな話を聞きました。
それから、いろんな方のブログなどでも、無駄な検査をうけさせられ、手遅れになったという話や、助かる見込みがない患者は受け入れてくれない病院の話を見ました。
少なくとも、私の知っている範囲のお医者さんや病院には当てはまらないけれど、一部の病院、医者では事実の話なんだと思います。
なので、この病院が正当な治療をしてくれる病院かどうか。
そうであってくれるとは思ってはいるけれど。
万が一そうでない場合は、私が、それに気づくしかないな。と。
もちろん、現段階の知識はゼロです。
が、幸い、医療の現場に携わる友人知人がいる。
でもって、ネットがある!
病気をきちんと知ること。
これは、タケ(猫)の白血病との闘病で、得た教訓。
私にできる、父の闘病サポートかな。
頑張りたいと思います。
ここを訪れた、色々ご存知の方。
どうぞ、貴重なコメントなどいただければと思います。
発覚まで② [病気]
肺に影があるのがわかる以前の話として。
ここ数ヶ月は、しらふでいる父を見ていない程、実家に帰ると常に酒臭い。
ほんとにひっきりなしに飲んでいて、やることなすこと、全ておぼつかない。
こりゃ、長くはないんじゃないかと思う。
体がどうのという以前の問題で、泥酔してお風呂沸かしっぱなし、おなべ火にかけっぱなし、タバコつけたまま酔って寝てしまう。
このところそんな事件簿を母からしょっちゅう聞いていたので、近々大事故ををやらかすんではないかと心配していた。
娘としては、大事に至る前に、アル中治療でどこかへ監禁してしまったらいいのではないかと思っていた。
だって、今はまだ仕事をしているので、夜9時以降の飲酒はできないという制約がある。
これが、6月末で退職となると、月に今の半分の勤務(月に7日間程度)が継続可能だが、圧倒的に家にいる時間が増える。
休みの日は、際限なしに酒を飲むに決まっている。
母はまだパートをしているので、年がら年中父を監視しているわけにもいかない。
ぜーーーーったいに事故を起こす。
更にいえば、かねてより、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、膵炎で何度かかなり危ない目にあっているし、入院も何度もしている。
不摂生の鏡といえば、父のことだろう。
と、話がちょっとずれてしまったが、とにかくそんな父に発覚した肺の影。
しつこいようだが、今更、肺炎だとか結核だとかの訳はない。
その辺は、かなり自信がある。
さて。
検査結果の日。
母も私も、上記の理由から、絶対に肺ガンであると思っていた。
結果からいうと、この時点では、どの検査からも肺ガンであるという結果はでていない。
が、CTの映像では、肺ガンによくある形の影。
肺ガンを疑って、さらに検査をする方がいいだろうとのこと。
でもって、次は気管から内視鏡をいれて、細胞を採取する検査をするとのこと。
因みに、CT画像での腫瘍サイズは4cm×4cm。
左の肺の上のほう、胸壁っての?に近い部分にありまする。
リンパは、同じ側のリンパに、怪しげなものが2,3有るが、これが生理的な腫れかどうかはわからない。
・・・な~んて、言ってたけど、先生的には、もうどんなものかは予測はついてそうな感じだった。
父は、勝手に早期だと思っているらしく、腫瘍もこれくらい小さければ、自覚症状もないですよね!なんて言ってたが、先生はすごい勢いで「ち、小さい?!」と、怖い顔して聞き返してたのが忘れられない。
私はといえば、この日までに、ある程度ネットから得られる程度の勉強はしていたので、全然早期じゃないだろうな・・・。と思っていたし、肺ガンが、種類によるが進行がとても早いということも知っていた。
なので、あらかた落ち込み尽くして、こうなりゃ、闘うしかない!!という気持ちになっていたが、それでも体の奥から来る震えはとめることができなかった。